【11/12, 16 開催】令和8年度「産学官交流ミーティング」
各セッションの講演会後に講演者との交流会を行います!
産業界と大学・高専、公設試験研究機関との連携強化をはかり、イノベーション創出に貢献することを目的に、兵庫県および近隣地域の産業活性化や新産業育成につながるテーマを取り上げた講演会を開催します。当日は、講演者が最新の研究内容をご紹介した後、講演者との交流の場も設けております。皆様のご参加をお待ちしております。
講演する機関(50音順)
関西学院大学・甲南大学・神戸学院大学・神戸市立工業高等専門学校・
神戸大学・兵庫県立工業技術センター・兵庫県立大学・武庫川女子大学
◆開催日:2026年11月12日(木) 13時20分 ~ 16時10分(セッション1) 受付開始:13時00分
2026年11月16日(月) 10時00分 ~ 12時00分(セッション2) 受付開始: 9時40分
2026年11月16日(月) 13時20分 ~ 15時40分(セッション3) 受付開始:13時00分
※各セッションの後に講演者との交流会を行います。
※受付は20分前から開始します。
◆場所:神戸国際会館セミナーハウス 8階会議室(受付:8階東エレベーターホール) Googleマップ open_in_new
(住所:〒651-0087 神戸市中央区御幸通8-1-6)
※今回は、三宮での開催となります。ご注意ください。
◆参加費:無料
◆各セッションの定員:50名
◆主催:(公財)新産業創造研究機構(NIRO)
産学官交流ミーティング スケジュール
+をクリックすると各セッションの詳細がご覧いただけます
11月12日(木)PM セッション1
【S1-1】 13:20~13:40
環境・水素等新エネルギー
未利用の低温排熱を電力に変換する「熱化学電池」の開発
関西学院大学 工学部 研究特別任期制助教 若松勝洋氏
【概要】
酸化還元反応を利用して温度差を電気エネルギーに変換する「熱化学電池」に着目し、電解液中の分子・イオンの周囲に形成される溶媒環境を制御することで発電性能の向上を目指しています。従来利用が困難であった200℃以下の低温排熱からの電力回収、工場設備等の省エネ化やセンサー等の自立電源への応用を目指し、実際の企業設備の排熱条件に適した材料・セル設計や実証試験を共同で進め、実用化・社会実装につなげたいと考えています。
【S1-2】 13:40~14:00
※熱マネジメント・放熱材料分野
グラフェンを用いた次世代放熱部材の開発
兵庫県立工業技術センター 材料・分析技術部 課長 福住正文氏
【概要】
AI・データセンター・パワー半導体・電動車などで、「高性能化するほど発熱が増え、その熱をいかに効率よく逃がすか」が材料開発上の課題となっている中で、グラフェンの持つ高い熱伝導性を利用し、熱伝導の方向性を制御したバルク材等、開発事例を紹介します。
【S1-3】 14:00~14:20
DX(ICT・ロボット) ※海洋
吸着把持アームで実現する水中の安定的観察手法
神戸市立工業高等専門学校 知能ロボット工学科 准教授 小澤正宣氏
【概要】
水中では物体がその場に位置保持することが大変困難です。神戸高専小澤研では、その原因となるスラスタに依らず、外乱中でも姿勢を安定させる方法として、安価な吸着ハンド付き水中アームを開発することで、水中で静止画が得られる方法を開発しました。
14:20~14:30 休憩
【概要】 【概要】 【S1-4】 14:30~14:50
DX(ICT・ロボット) ※半導体・センサ・マイクロマシン
環境発電技術が拓くバッテリーレス無線センサ端末の創出
神戸大学 大学院工学研究科 准教授 本間浩章氏
インフラ設備や機器の劣化を、無給電無線センサ端末によって常時監視するシステムの実現を目指しています。しかし、センサや無線機を常時稼働させる場合、従来の電池ではすぐに枯渇するという課題がありました。この課題を解決するため、私たちは「振動エナジーハーベスタ」、「自己発電型センサ」の技術開発に取り組んでいます。
【S1-5】 14:50~15:10
DX(ICT・ロボット)
人を理解し、人を支援するVR・ロボット技術
兵庫県立大学 大学院工学研究科 工学専攻 知能情報分野 准教授 山添大丈氏
人の行動や状態を理解し、その理解に基づいて人を支援するVR・ロボット技術の研究に取り組んでいます。本講演では、消防職員の緊急走行の訓練を目指し開発を進めているVR緊急走行シミュレータと、それを用いた熟練者の技能の理解や訓練支援につなげる取り組みを中心に紹介します。
15:10~16:10 講演者との交流(名刺交換・休憩含む)
11月16日(月)AM セッション2
【S2-1】 10:00~10:20
環境・水素等新エネルギー
化学吸収法によるDOC技術の開発
神戸学院大学 薬学部 講師 村上遼氏
【概要】
独自に開発した高耐水性アミン化合物を高分子化した新規吸収剤を用い、化学吸収法により海水中のDICを選択的に回収するDOC技術の開発に取り組んでいます。国内外でも研究例の少ない新規技術領域です。現在までにモデル海水を用いた選択的DIC吸収・CO₂放出の原理確認を完了しており、今後は実海域を想定した各種条件下での性能評価を進める予定です。
【S2-2】 10:20~10:40
環境・水素等新エネルギー
エネルギー変換材料研究所の活動紹介
甲南大学 理工学部 環境・エネルギー工学科 教授 池田茂氏
【概要】
エネルギー変換材料研究所で実施している甲南新世紀戦略研究プロジェクト「カーボンニュートラルに貢献するエネルギー変換材料の開発研究」について、研究プロジェクトの紹介と現在までの主な研究の進捗情報、研究成果等について発表します。
【S2-3】 10:40~11:00
環境・水素等新エネルギー
天然高分子の分子設計による機能性材料の創製
― 高靱性樹脂・CO₂固定・水素関連材料への展開 ―
兵庫県立大学 大学院工学研究科 工学専攻 化学分野 准教授 柿部剛史氏
【概要】
セルロースは、豊富に存在する再生可能な天然高分子です。本研究では、セルロースにさまざまな官能基を導入する独自の分子設計により、反応性、相溶性、力学特性、イオン伝導性などを制御した機能性材料の創製を進めています。バイオマス由来の高靱性樹脂添加剤、CO₂固定・利用材料、水電解用アニオン交換膜など、環境・エネルギー分野への幅広い応用を目指しています。
11:00~12:00 講演者との交流(名刺交換・休憩含む)
11月16日(月)PM セッション3
【S3-1】 13:20~13:40
環境・水素等新エネルギー分野
可視光照射下で抗菌・抗ウイルス性能を有する有機光触媒の開発
神戸大学 大学院工学研究科 准教授 市橋祐一氏
【概要】
可視光照射下で稼働する多環芳香族有機光触媒を量子化学シミュレーションを用いて設計・合成し、可視光照射下およびルームライト照射下における抗菌・抗ウイルス性能を検討しました。また、新たに天然材料由来の有機光触媒を探索し、ルームライト照射下で抗菌・抗ウイルス性能を有する有機光触媒を発見しました。
【S3-2】 13:40~14:00
※資源循環・サーキュラーエコノミー分野
繊維to繊維リサイクル技術の早期社会実装に向けた取組
兵庫県立工業技術センター 繊維工業技術支援センター 所長 東山幸央氏
【概要】
繊維・アパレル業界にとって、環境負荷軽減は喫緊の課題です。当所では、廃棄衣料由来の再生糸の物性評価、製織・製編性の評価、洗濯耐久性の評価を通じて、「廃棄衣料由来の繊維製品」の早期の製品化を目指しています。フェルトやウエスなどへのカスケードリサイクル、焼却によるサーマルリサイクルよりも持続可能性の高い繊維to繊維の水平リサイクルの実現と早期社会実装に向けた取り組みを紹介します。
【S3-3】 14:00~14:20
健康・医療
TNFR2アゴニスト修飾マイクロビーズによるTreg増幅技術の開発
神戸学院大学 薬学部 講師 井上雅己氏
【概要】
制御性T細胞(Treg)は、臓器移植や自己免疫疾患に対する細胞療法への応用が期待されています。私たちは、Tregを体外で効率よく増幅する方法として、独自のTNFR2アゴニストを修飾したマイクロビーズを開発しました。マウスTregで増幅促進作用を確認しており、現在、ヒトTregへの展開を進めています。
【S3-4】 14:20~14:40
健康・医療
ヘルスケア製品の実地評価と実用化支援
武庫川女子大学 看護学部看護学科 准教授 山口舞子氏
【概要】
一般生活者から要介護者まで、人々の健やかな生活や快適性に寄与する各種製品(健康・介護用品、日用品等)について、使用者の身体的負担軽減や快適性にどのように寄与しているかを、看護の視点から科学的に効果検証します。過去の実証評価やニーズ調査の実績を活かし、製品の適切な使用方法や効果の裏付けを専門的立場から提示します。
14:40~15:40 講演者との交流(名刺交換・休憩含む)
◆お問合せ事務局:研究開発部門 若井(わかい)、武(たけ)、小林(こばやし)
Email: sangakukan@niro.or.jp TEL: 078-306-6804





















