お知らせ

本プロジェクトでは、兵庫県下に事業所を有し、航空・宇宙産業の分野への新規参入や多角化を目指している企業に対して必要な研修による支援を実施し、もって雇用創出を図ろうとしています。

　　◇講師：有限会社大西マネジメント・ソリューション
　　◇概要：製造部門での「現場改善」で一番成果を出しているのが「トヨタの現場改善」です。その考え方は徹底した
　　　　　　ムダ排除に徹しています。基本的には、整理整頓の5Sからムダ・ムラ・ムリの排除や目で見る管理など幅広
　　　　　　い手法で確実に成果を上げています。今回は、この現場改善の導入手順からムダを省く改善に焦点をあてて
　　　　　　紹介します。このムダを省く方法は、多くの方々が完成させた定番があります。
　　　　　　これらの定番を活かして、効率の良いモノづくり現場を目指しましょう。

　　◇内容：
　　　・もうける現場改善とは
　　　・現場改善の導入手順、改善の10原則
　　　・現場改善の仕組み・仕掛けの工夫
　　　・現場改善のスタートは整理・整頓から
　　　・現場のムダ発見の具体論「JM（ジット見る）活動」
　　　・生産現場のムダとりチェックリスト
　　　　「作業のムダ」「運搬・管理のムダ」「設備・治工具のムダ」「業務のムダ」

　　※対象：
　　　・製造部門の中堅～若手社員
　　　・製造現場のリーダークラス
　　　・製造部門管理者

　　＊定員：20名

　　◇講師：名古屋品証研株式会社
　　◇概要：ヒューマンエラーを真に理解いただくため、ヒューマンエラーやヒューマンファクターズについて基礎的で
　　　　　　根源的な内容から説明します。また、ヒューマンエラーの防止を目的とした分析手法を、主として航空・宇
　　　　　　宙産業の事例を中心に、広く一般法人の方にも理解いただけるように解説します。さらに、ヒューマンエラ
　　　　　　ーの再発防止や未然防止に役立てていただけるよう、効果的な防止対策を検討・立案するためのポイントな
　　　　　　ども紹介します。

　　◇内容：
　　　■ヒューマンエラー、ヒューマンファクターズの基礎
　　　　・ヒューマンエラーとは
　　　　・ハインリッヒの法則、スイスチーズモデル　など
　　　■ヒューマンエラー分析手法
　　　　・いきさつダイヤグラム
　　　　・m-SHEL　モデル
　　　　・４M―４E分析
　　　　・なぜなぜ分析　など
　　　■防止対策

　　※対象：
　　　・ヒューマンエラー対策を考えている企業や法人等の組織の方
　　　・一般社員から管理・経営者等、広く対象とします。

　　＊定員：20名

　　◇講師：株式会社テクノソフト
　　◇概要：JISQ9100は、ISO9001規格に航空・宇宙・防衛固有の要求事項が追加された世界標準の航空宇宙産業にお
　　　　　　ける品質マネジメント規格です。顧客の要求する品質の製品を継続して供給するには、内部監査員による
　　　　　　適格な内部監査が重要です。この研修では、JISQ9100の規格並びに内部監査の進め方を、コンサルタント
　　　　　　歴20年以上のベテランコンサルタントがわかりやすく解説します。また、演習を通じて、内部監査の技能
　　　　　　を習得して頂きます。

　　◇内容：
　　　1.JISQ9100規格の解説
　　　2.内部監査の進め方の解説
　　　3.ケーススタディⅠ（チェックリスト作成演習）
　　　4.ケーススタディⅡ（不適合の抽出演習）
　　　5.ケーススタディⅢ（航空・宇宙　指摘事項の抽出演習）
　　　6.修了試験
　　　　・演習ではグループ討議を取り入れます。

　　※対象：
　　　・JISQ9100取得組織の社員
　　　・JISQ9100の取得を検討している組織の社員
　　　・JISQ9100の規格についての理解を深めたい方
　　　・マネジメントシステムの内部監査員経験のある/なしを問いません。

　　＊定員：20名

　2022年7月1日(金) ～ 7月15日(金)

・兵庫県内に事業所のある企業の従業員に限ります。
・研修終了後、レポートを提出いただきます。
・雇用創出の目的のプロジェクトですので、新規雇用に関する調査に回答いただきます。
・兵庫県の「兵庫県地域活性化雇用創造プロジェクト」への入会（会費無料）が必要です。

事務局：公益財団法人 新産業創造研究機構　航空・宇宙部
担当：永田（ながた）、朝日（あさひ）TEL: 078-306-6806　Email：nagata@niro.or.jp