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お知らせ

【開催レポート】関西航空機産業プラットフォームNEXTセミナー「航空機産業における非破壊検査員育成に向けた国内初の非破壊試験技術者資格試験制度について」を開催しました(2019.11.8開催)

航空機産業では国際認証された非破壊検査員の養成が課題となってきていますが、日本航空宇宙非破壊試験委員会(NANDTB-Japan)が設立され、一昨年、兵庫県立工業技術センターに航空産業非破壊検査トレーニングセンターが開設・訓練機関として承認されています。以降、国際規格であるNAS410に準拠した磁粉探傷試験(MT)・浸透探傷試験(PT)・超音波探傷試験(UT)の講習が行われています。これまで資格試験は主に海外での受験を余儀なくされてきましたが、日本非破壊検査協会が試験機関として承認され、本年12月には資格取得のための試験が国内初で実施されることになっています。その周知のための関西航空機産業プラットフォームNEXTセミナーを11月8日(金)14:00~15:30に兵庫県立工業技術センターで開催し、約100名が参加されました。

セミナーでは経済産業省の新倉航空機部品素材産業室長の挨拶後、資格試験機関である日本非破壊検査協会および日本航空宇宙非破壊試験委員会から資格試験の概要が説明されました。また、近畿経済産業局から非破壊検査技術者育成の活用可能な助成金制度を紹介しました。

セミナー終了後、航空産業非破壊検査トレーニングセンター施設の見学も行い、約50名が見学されました。

 

NAS410に基づく非破壊試験技術者資格試験の実施予定はNANDTB-Japanの下記ホームページに掲載されております。


また、2019年12月17日(火)には、「関西航空機産業プラットフォームNEXTセミナー」第2回研究会
「航空機の安全評価プロセス等について」
が開催予定です。是非、ご参加ください。

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