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「RPAハンズオン体験会(WinActor編・UiPath編)」開催レポート

RPAハンズオン体験会(WinActor編・UiPath編)を開催しました

 「RPAハンズオン体験会」(社内IT人材養成講座RPA編)を2019年10月29日(火)(WinActor編)、および2019年11月1日(金)(UiPath編)に神戸市産業振興センター会議室で開催しました。両日とも当初予定の定員を超える16名の方に参加いただきました。NIROでは兵庫県の補助金を元に、兵庫県内企業で活躍するIT人材を育成するために「社内IT人材養成講座」をAI・RPA・IoTの3分野で行っていますが、その一環での体験会の開催です。
 RPAは人がパソコンで行う操作を自動化するソフトで、上手く活用すれば大幅に業務効率を向上できると言われています。一方で、何に使ってよいか判らないとか、導入してみたが上手く使いこなせない、などの声も聴きます。このためNIROでは、10月2日に「はじめてのRPA導入・活用セミナー」を開催し、RPAとは何か、その仕組みを判りやすく紹介すると共に、国内で大きなシェアを持つWinActorUiPathの2つのRPAツールをサプライヤーの企業から紹介いただきました。
 RPAハンズオン体験会はこれを受け、WinActorUiPathについて、ご自身のPC上で実際にロボットの作成(プログラミング)していただき、RPAとはどういうものかを実際の作業を通じて体感いただく目的で開催しました。

開催風景

RPAハンズオン体験会開催中の会場の様子です。参加者の皆様、ご持参いただいたパソコンでRPAのロボットの作成を体験いただきました。


 WinActor編(10月29日開催)

      講師:株式会社ブレイン・ゲート RPA事業部技術開発課課長

                       梶川 広行

 WinActor編は10月29日(火)に16名ご参加で開催しました。WinActorは約4000社が導入し国内No.1のシェアのRPAツールであり、国産ツールであるため非常に使いやすのが特徴です。
 体験会では、WinActorの概要、用語や画面構成の説明の後、RPAの簡単なプログラム作成を、パソコンの操作をWinActorに記録させる「自動記録」と呼ぶ機能を使って行うところから始まり、例としてExcelファイルに記録した購買データを発注システムに登録する作業の自動化プログラムまで作成しました。講師の梶川様の丁寧な説明で、WinActorによる業務自動化のイメージは掴んでいただけたようです。


 UiPath編(11月1日開催)

      講師:UiPath株式会社 パートナーソリューション本部
         テクノロジーパートナー部

                       高木 香里

 UiPath編は11月1日(金)に16名のご参加で開催しました。UiPathはグローバルシェアNo.1のRPAツールで、現在日本を最重要市場として注力し、「日経コンピュータ顧客満足度調査2019-2020」のRPAソフト/サービス部門で1位を獲得しています。
 ハンズオン体験会では、UiPathの開発ツールStudioの開発画面や記録(レコーディング)機能の説明の後、Web上に掲載されている株価等のテーブル状のデータを採取しExcelファイルに記録するワークフロー作成を行いました。さらに、例としてExcelファイルに記録した出発地と目的地のデータを読み出し、経路検索のウェブサイトで運賃を検索し、再びExcelファイルに運賃を記録するワークフローの作成に挑戦しました。

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