「IoT導入支援セミナーin神戸」を開催しました。
2019年9月20日「IoT導入支援セミナーin神戸」を開催しました。このセミナーは総務省、神戸市、NIROの共催で、IoTの導入・利用に関心のある企業の皆様を対象として、30名の方に参加いただきました。
総務省では「IoT機器等の電波利用システムの適正利用のためのICT人材育成事業」として今回のセミナーを毎年実施されております。今まで、近畿圏内では大阪を中心に開催されていましたが、兵庫県での開催を要望し、神戸市・NIROとの共催の形で実現したものです。
神戸市とNIROは2018年度より「IoT・スマートものづくりスクール」と題して毎回テーマを絞った講演・セミナーを開催してきましたが、今回は2019年度の第4回にあたるイベントとなります。
セミナーは以下の次第で進められました。
1.セミナー概要
・IoTの基礎知識 の説明、導入・活用事例の紹介
・IoTシステム事例紹介 「IoTへの取り組み ~精密板金加工の生産量の見える化~」
株式會社 丸十 代表取締役 松尾 將勝 氏
・IoT技術・関連法制度 の説明
・ワークショップ IoTの活用/自社でIoTを活用するには?
会場の様子です。
・主催:総務省 近畿総合通信局 情報通信部長 林 信秀 氏
代表してご挨拶いただきました。
・講師:NTTラーニングシステム 伴野 崇朝 氏
IoTについて、もれなく判りやすく解説いただきました。
・数種類のIoTツールを展示:
講義の休憩時間には、展示紹介されたIoTツールの実機を手に
質問される方が多数おられました。
2.事例紹介
事例紹介では、株式會社丸十の松尾社長には、2018年度の兵庫県・NIROの補助制度を活用した製造設備へのIoTセンサの取り付け、データのクラウドへの蓄積、タブレット端末での表示・把握のシステムの構築を紹介いただきました。その中で、製造ラインの稼働状況が可視化され、「人や設備の稼働率改善」、「コスト削減」につながり、IoT導入のメリットを大きくアピールされました。
・事例紹介:株式會社 丸十 代表取締役 松尾 將勝 氏
3.ワークショップ
ワークショップではグループに分かれて、自社のビジネス課題の洗い出し、分析を行い、データの利活用による解決策と、IoTの活用について参加者同士で意見交換を活発に実施いただきました。あらかじめ予習準備をして参加いただいた方もいるなど、非常に盛り上がったワークショップになりました。
※セミナー資料について
非常にわかりやすく、効率よくIoTを理解できる資料が総務省より提供されています。
下記のリンク先よりWEB講習の利用登録申し込み、資料の入手などが可能です。
是非ご活用ください。