【12/16 Web開催】脱炭素に向けた将来のエネルギーシステムにおける水素のあり方
近年、水素等のクリーン燃料の導入に向けた動きが世界で鈍化しつつあります。コスト削減・資金調達・市場(off taker)確保の困難等が主な理由です。更に背景には、再エネ、蓄電池、CCS等の活用の方が水素等よりも現実的・合理的という認識の広がりが考えられます。また、水素の国際海上輸送手段は、当面はアンモニアしかないもののアンモニアの用途が限定されることも影響しています。ただし、脱炭素化に向けて、Hard-to-AbateすなわちCO2排出削減が困難な産業への水素等の供給は必要です。水素等は元来輸送困難なエネルギーであり、水素等を現在のエネルギーシステムに組み込むためには様々な課題があります。
本セミナーでは、脱炭素化に加えてエネルギー・経済安全保障、レジリエンス、産業構造等を踏まえた将来のエネルギーシステム像を描く上での水素等の在り方を解説いただきます。
◆日時:2025年12月16日(火) 14:00 ~ 16:00
◆開催形式:Zoomによるオンラインセミナー
◆主催:公益財団法人新産業創造研究機構(NIRO)
◆参加費:無料
◆テーマ: 脱炭素に向けた将来のエネルギーシステムにおける水素のあり方
◆講師: 日本エネルギー経済研究所 クリーンエネルギーユニット担任補佐 兼
次世代エネルギーシステムグループマネージャー
研究理事
柴田 善朗 氏
◆注意事項:「次世代成長産業分野進出支援事業(環境・エネルギー分野)」は兵庫県の委託を受けて実施しています。本セミナーの受講には受講者在籍企業が「兵庫県地域活性化雇用創造プロジェクト」に参加申し込み頂くことが条件となります。自社が申し込みを済ませているかどうか不明の場合は、下記のお問合せに記載の担当者宛、ご確認ください。 このプロジェクトは雇用創造が最終目的です。雇用を義務付けるものではありませんが、正規従業員の新規雇用者(新卒採用、中途採用、派遣従業員等の正社員化)に関して、調査にご協力いただくになりますので、ご留意ください。調査のためにいただいた情報は兵庫県と厚生労働省への報告のためにのみ使用します。
◆お問合せ:環境・エネルギー部 担当:上原(うえはら)、坂川(さかがわ)
TEL: 078-306-6804 Email:uehara_k@niro.or.jp