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お知らせ

【8/28 開催】見過ごされがちな危険に気づく力を養う~リスクアセスメントと保守作業に潜む「落とし穴」~

長年にわたり、全国各地の製造業の現場で労働災害防止の指導を行ってきた労働安全コンサルタントが、現場目線で語る「本当に注意すべきポイント」を分かりやすくお伝えします。

  • Part1
    リスクアセスメントは多くの職場で取り入れられていますが、実施すること自体が目的化し、実際の危険低減に結びついていないケースが見受けられます。チェックリストの記入や点数評価で終わってしまい、現場の安全に活かされていない、いわゆる形骸化が課題です。
    本講習では、こうした落とし穴に陥った結果発生した重大な労働災害の事例を紹介しながら、「なぜ気づけなかったのか」「どうすれば防げたのか」を具体的に考えます。
    あわせて、他社で実践されている「一人KYT(危険予知訓練)」の好事例」もご紹介。講習を通じて、受講者は日々の作業に潜むリスクを見える化し、行動に移すための視点と力を身につけることができます。
  • Part2
    保守作業は、狭く不安定な場所や限られた時間の中で行われることが多く、ヒューマンエラーが発生しやすい業務です。これらのエラーは、作業者個人の不注意ではなく、作業環境や手順、組織的な条件に起因する場合がほとんどです。とくに、複雑な操作や時間的プレッシャーがあると、判断ミスや見落としが生じやすくなります。したがって、エラーマネジメントでは「人を責める」のではなく、作業環境や体制などシステム全体の改善が重要です。
    これらの内容を、組織的要因と個人的要因における保守事故に関する講習会とします。
日 時 2025年8月28日(木) 13:00~16:40
会 場 神戸商工会議所3階 第1会議室 Googleマップopen_in_new
(神戸市中央区港島中町6丁目1番地)
講 師 一般社団法人安全診断技術者協会
労働安全コンサルタント・セーフティアセッサ  大西 昭吉 氏
労働安全コンサルタント・応用心理士     藤本 吟蔵 氏
定 員 20名
受講料 無料
持参物 筆記用具
対 象 ・管理者、監督者(職長)
・安全管理者、衛生管理者、安全衛生推進者
・安全衛生スタッフ
・製造機械設備や運搬機械装置を使用する製造事業者向け
内 容 【Part1】
・職場のリスクアセスメントの本質と問題点の事例
・悲惨な災害事例の紹介
・他社の安全活動の好事例紹介
 (「一人KYT」教育実践事例)
【Part2】
・保守作業における災害事例
・組織的要因と個人的要因
・ヒューマンエラーが起こる要因
・ヒューマンエラーの分類
・ヒューマンエラーを防ぐには

お申込みに際して

本研修は「兵庫県地域活性化雇用創造プロジェクト」の支援の一環として実施します。下記①~④は必須事項となりますので、ご了承のうえお申し込みください。

  1. 受講は、兵庫県内に本社または事業所のある企業(製造業及び製造業のDX化等を支援する情報通信業)の従業員に限ります。
  2. 良質な雇用機会の確保が目的のプロジェクトですので、雇用調査(新規雇用・処遇改善)に回答いただきます。
  3. 「兵庫県地域活性化雇用創造プロジェクトメンバー」への登録(会費無料)が必要です。
  4. 受講後は、「研修受講報告書」を提出いただきます。

その他

  • 1社あたりの受講者は3名までとします。
  • 申込人数が予定超過の場合は、1社あたりの人数を削減するか、先着順とする場合があります。
  • 最少催行人数(5名)に満たない場合は中止となる場合があります。

募集締め切り

2025年7月25日(金) 17時

お問合せ

事務局:研究開発部門 航空・宇宙部
北川(きたがわ)Email:kitagawa@niro.or.jp, 朝日(あさひ) Email:asahi@niro.or.jp
※問い合わせはメールでの受付となります。

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