【6/13 Web開催】第20回 NIROリモート勉強会|講師:入船亭遊京 氏(落語家)
◆ 日時:2025年6月13日(金) 15~16時
◆ 開催形式:Zoomウェビナー
◆ 参加費:無料
時代に抗う噺家修業の今と昔
講師:落語家 入船亭 遊京 氏
私、入船亭遊京はこの秋に入船亭扇白(せんぱく)と名を改め真打に昇進いたします。師匠のもとに入門してからここまで15年。この令和の時代にここまでかけて一人の人間を育てる世界はないと思います。しかし、その噺家の徒弟制度がここに来て危機を迎えています。そもそも真打とは一体何なのか。私を育てたただの落語会ではない、「寄席(よせ)」の魅力についてお話しさせていただきます。
講師紹介:入船亭 遊京(いりふねてい ゆうきょう)
[出身] 愛媛県松山市
松山東高校 京都大学農学部
[芸歴]
2010年10月 入船亭扇遊に入門
2010年12月 大師匠九代目扇橋より「ゆう京」の名を頂戴する
2011年5月 楽屋入り 初高座 鈴本演芸場にて「寿限無」
2015年11月 二ツ目に昇進 「遊京」と改名
2017年2月 65泊83日中国一周の旅に出発、無事帰国
2024年4月 第3回プリモ芸術コンクール落語部門グランプリ
2025年9月 真打昇進予定
主に古典落語を口演。持ちネタの数は有名なものから珍品まで現在100ほど。
普通にやって普通におもしろい落語を目指す高座からは独特の雰囲気が生まれ、与太郎もの、粗忽もの、武士などの登場人物に定評がある。
小学生、子供むけの公演も多数経験。小学校低学年の前では「道具や」をかけることが多い。あまりに笑いが生まれるので保護者や教師、当人が驚く。
また、中国一周の経験談をまとめた1時間にもわたる漫談「中国漫遊記」も好評。忘れないよう年に一度公演している。
高座以外に配信などにも積極的で、コロナ禍ではマクラや中国漫遊記を録りためたラジオトーク、最近ではYouTubeはてなの落語の編集にも取り組んでいる。
◇主 宰:神野 克彦
◇事務局:(公財)新産業創造研究機構(NIRO)
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