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お知らせ

【5/9 Web開催】英国TWIにおける「オフショア環境下における耐腐食コーティング技術」最新情報

世界トップレベルの生産技術を有する英国TWIによるセミナーをオンラインで開催いたします。

海洋環境は、化学的、機械的、生物学的要因の組み合わせによって腐食が進行する、材料の耐久性にとって最も困難な環境の 1 つです。この過酷な環境は、洋上風力発電、パイプライン、船舶など、海洋インフラに依存する産業に大きなリスクをもたらします。これらの構造物の長期的な安全性、信頼性、環境持続可能性を確保するには、効果的な腐食管理が不可欠です。腐食防止戦略を実施することで、資産の寿命を延ばし、運用上の安全性を高め、ライフサイクル全体のコストを削減できます。

溶射アルミニウム (TSA) は、オフショアサービスで数十年にわたって使用されてきました。アルミニウムの腐食率の低さと電気化学的性質により、オフショアの鉄鋼構造物の保護が保証されます。TSAは、損傷のない場合は主にバリアとして機能し、損傷した場合は犠牲的な作用によって鉄鋼を保護します。 TWI は、海洋環境におけるTSA の働きを調査するプロジェクトを複数実施してきました。この講演では、海洋腐食について、また海洋環境下における腐食の軽減にTSA がどのように役割を果たすかについて論じます。

 ◆日時:2025年5月9日 (金) 16:00 ~ 17:00 (日本時間)
 ◆開催形式:Zoomによるオンラインセミナー (通訳あり) 【無料】
  【ウェビナー参加に必要な機材】
  ・パソコン、または、スマホ・タブレット
  ・カメラ・マイクは必要ありません。

 

 ◆テーマ:「オフショア環境下における耐腐食コーティング技術」最新情報

 ◆講師:Dr. Shiladitya Paul
     (Research & Product Development Program Manager, TWI Ltd.)

シラディティア・ポール博士は、20年以上にわたって材料研究に携わり、コーティングと腐食に関する論文を100本以上発表しています。ケンブリッジ大学でゲイツ奨学生として材料科学の博士号を取得した後、2008年にTWIに入社。2018年より材料イノベーションセンターの活動を主導しています。公認エンジニア(CEng)であり、英国材料鉱物鉱業(FIMMM)のフェローです。欧州腐食連盟(EFC)WP9(海洋腐食)の副議長であり、溶射及びコールドスプレーに関するAMPP 2025シンポジウムの議長です。Journal of Thermal Spray Technologyの最優秀論文賞委員会のメンバーでもあります。

 ◆主催: TWI Ltd
 ◆協力開催:(公財)新産業創造研究機構(NIRO)、(一社)日本非破壊検査協会(JSND)


英国ケンブリッジに本部を置くTWI(接合・溶接研究所)は接合、材料、NDT、構造物健全性評価等の研究を専門とし、受託研究開発・コンサルティングのビジネスを75年にわたり発展させてきました。研究スタッフには世界有数のエンジニア、材料研究者、科学者、化学者、物理学者を擁し、定評有る世界的権威としてのTWIの地位を支えています。

 ◇お問合せ:TWI Japan TEL: 0797-24-2367 Email:dodwell@d1.dion.ne.jp

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