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お知らせ

【開催レポート】座学と演習で学ぶカイゼン活動セミナーを開催しました

カイゼン活動セミナー

「座学と演習(模擬体験)で学ぶカイゼン活動セミナー」を2024年6月24日に開催しました。このセミナーは2018年にスタートし、コロナ期を除いて毎年開催し今年で5回目の開催となります。これまでに延べ100名を超える方に受講いただいた人気講習です。

セミナーのテーマは現場のカイゼン。カイゼン活動の基本となるIE(インダストリアルエンジニアリング)の基本原則と改善の着眼点を学ぶことを目的に、会場の神戸市産業振興センターには、ものづくり企業の方を中心に30名の参加者が集まりました。

指導は例年通りIEの専門家、大阪工業大学データサイエンス学部の皆川教授にお願いしました。

まず座学では少子高齢化による労働人口減少や、働き方改革による労働時間制約から生産性向上が待ったなしである日本の現状紹介の後、「経験・感・度胸」ではなく「計画・管理・データ」に基づいた取組が必要との解説がありました。

そのためのツールとしてのIE(インダストリアルエンジニアリング)を紹介いただき、カイゼンを進める上での実践的な2つの原則(ECRS・少同短楽)について解説がありました。

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この後このセミナーの目玉となる「模擬生産演習」を行いました。
LEGOブロックのパーツを作業標準書に基づいて組み立て、下右写真の完成車を目標時間(30秒)以内に「生産」することを目標に、6班に分かれて作業方法を検討します。

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完成車             パーツのレゴブロックと作業標準

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最初は目標の2倍以上の時間がかかっていましたが、ストップウォッチで作業時間を計測しながらアイディアを出し、作業性を良くするためのベースの固定方法の検討や、作業時の手の動きを最小化するための部品配置の工夫などのカイゼンで、作業時間の短縮を目指します。

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各班が作業方法を検討したところで、参加者全員の前で組み立てのデモンストレーションを行いました。最後に記録動画を見ながら各班の作業方法の良い点、改善点を皆川先生が解説し、無駄排除のための原則的な考え方を再確認しました。

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午後のテーマはライン生産。ラインバランスの重要性を学んだ後、演習では3班に分かれてラインを作り、2分間で8台の「完成車」生産を目指しました。 各班で工程毎のサイクルタイムを計測し、ラインバランスを計算し、工程間の作業分担を見直す中で、最初は4名で1ラインの構成であった作業が、3名で1ラインの構成でも目標の生産数を実現できるなどカイゼンの効果を実感しました。

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このような形で各社の生産現場の改善に取組めれば大きな成果につながると思います。

なお、本セミナーの続編となる「アドバンス編」の講習を7月23日に開催する予定です。大阪工業大学大宮キャンパスに会場を移し、実際の家電製品をセル生産で組み立てる作業を題材にした実践的な研修を予定しています。

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