【6/19 Web開催】第15回 NIROリモート勉強会｜敗戦に学ぶ －所与の国家『日本』の安全保障－｜講師：林 吉永 氏（NPO法人国際地政学研究所 理事）
◆日時：2024年6月19日(水) 16 ～ 17時
◆開催形式：Zoomウェビナー
◆参加費：無料
敗戦に学ぶ
－所与の国家『日本』の安全保障－
講師：
NPO法人国際地政学研究所 理事
林 吉永 氏
日本は663年、「白村江の戦」において唐・新羅連合軍に敗れると天智天皇（当時）の統治下、ソフト・ハード両面の「専守防衛政策」を急ぎ具現し、朝鮮半島に駐留していた唐の日本侵攻の脅威に備えた。
1945年、「アジア・太平洋戦争（大東亜戦争）」敗戦後、吉田茂首相（当時）は、日本の国のかたちを「非戦の平和国家」とし「専守防衛を貫く、戦争と無縁で繫栄する日本」の再建を図り70年に及ぶ非戦国家を構築・維持した。
講師紹介：林 吉永（はやし・よしなが）
NPO国際地政学研究所理事、軍事史／ジオポリティーク（地政学）研究
1942年 神戸生まれ（逗子市在住）
1965年 防衛大（航空工学）卒、1984年 米国空軍大学AWC留学（卒）
航空幕僚監部総務課長を経て、航空自衛隊北部航空警戒管制団司令、第7航空団司令、幹部候補生学校長
1999年 退官、防衛研究所戦史部長、日本戦略研究フォーラム常務理事、亜細亜大法学部非常勤講師を経て
2011年9月 NPO国際地政学研究所を栁澤協二（元防衛庁官房長・防衛研究所長・内閣官房副長官補など）現理事長と発起設立
調査研究業務、執筆編集、シンポジウム／ワークショップ／地政学講座の企画運営・講義・講演、メデイア取材対応など
（共著等）
芙蓉書房『21世紀のエア･パワー―日本の安全保障を考える―』「エア･パワー―その信仰の落とし穴」（2006）・講談社『新・自衛隊論』（2015）・かもがわ出版『自衛官の使命と苦悩』（2018）・かもがわ出版『9.11から20年―人類は教訓を手に入れたのか』（2021）・集英社『非戦の安全保障』（2022）・集英社『戦争はどうすれば終わるか』（2024）
（編纂）
金の星社『地政学から戦争と平和を考える―国際情勢と領土問題―①日本の国土と領土問題②世界のパワーバランス③戦争の現実と平和な未来―3巻』（編纂・2023）
