【開催終了】令和5年度「産学官交流ミーティング」(2024.1.31, 2.2 開催)
※各セッションの講演会後に講演者との交流会を行います!
産業界と大学・高等専門学校・公設試験研究機関などとの結びつきを強化し、企業と研究機関の連携強化につなげることを目的に兵庫県及び近隣地域の産業活性化や新産業育成に結びつくことが期待されるテーマについて講演会を開催致します。当日は各講演者から最新の研究内容をご紹介頂いた後に各講演者との交流をはかる場を設けます。皆様のご参加をお待ちしております。
◇主催:(公財)新産業創造研究機構(NIRO)
◇講演する機関(50音順):甲南大学・神戸大学・兵庫県立大学・兵庫県立工業技術センター
◆開催日時:2024年1月31日(水)、2月2日(金)の2日間
◆開催場所:神戸商工会議所会館3階 第3会議室(講演の受付も第3会議室にて行います)
◆受講費:無料 ◆定員:50名 ◆お申込み締切:1月26日(金)
◆スケジュール
◉1/31(水)
13:30 受付開始
14:00~15:00 講演者の発表
15:10~16:00 講演者との交流・意見交換
◉2/2(金)
9:30 受付開始
10:00~10:40 講演者の発表
10:50~11:40 講演者との交流・意見交換
※両日とも直接「神戸商工会議所会館 3階 第3会議室」にお越しください。
1/31(水) | |
14:00~16:00 | |
S1-1 DX(ICT・ロボット) (14:00~14:20) |
「人工知能技術に基づく河川水質予測システムの開発」 ・講師:兵庫県立大学 准教授 礒川 悌次郎 氏 多くの小規模浄水場では無人運転が行われていますが、集中豪雨により水源の河川水の水質が大きく変化する時には人手での対応が必要となります。そのため、水質変化を予測することが求められています。我々は、人工知能技術を用いて降水予報から水質変化を予測するシステムを開発しました。 |
S1-2 環境・エネルギー (14:20~14:40) |
「振とうを必要としないイオン液体生成自動抽出デバイス」 溶媒抽出法は、あらゆる産業で利用される物質分離と濃縮の手法でありますが、人体に有害なベンゼンのような溶媒を使用し、激しく振とうする必要があります。開発したデバイスを用いると回転するディスク中で揮発性のないイオン液体を生成し、有用な化学物質を選択的に抽出可能となります。 |
S1-3 機能材料 (14:40~15:00) |
「様々な材料と馴染む油脂由来の新規樹脂」 開発した樹脂は両親媒性の性質を持つ特殊な新素材で、様々な材料と馴染みます。バイオプラや木工塗料、バインダー用途で開発を進めていますが、炭素繊維と特に馴染みが良いことがわかり、並行して他の用途向けにも注力しています。賦形剤として添加した炭素繊維のプリフォームは一時的に硬く・脆くなり、その加工性を大きく向上させます。 |
2/2(金) | |
10:00~11:40 | |
S2-1 DX(ICT・ロボット) (10:00~10:20) |
「ロボットによる接触を伴う作業の高精度な制御・教示手法 ものづくりにおける接触を伴う手作業動作の自動化を目指したロボットの自律制御手法について説明します。接触をともなう人間動作の抽出に遠隔操作技術を応用します。ロボットの動作への反映のためには、ロボットの自律動作や機械学習の融合による人間動作創出技術について紹介します。 |
S2-2 DX(ICT・ロボット) 健康・医療 (10:20~10:40) |
「健康管理のためのヒューマンモニタリング」 ウェアラブルデバイスを用いたヒューマンモニタリングに関する最新の取組みについて説明します。スマートシューズによる行動推定や浮腫のセンシングをはじめとした実践的なセンシング事例を紹介します。 |
◆お問合せ(事務局):(公財)新産業創造研究機構 技術支援部門 武(たけ)、小浜(こはま)、平岡(ひらおか)
TEL: 078-306-6806 Email:sangakukan@niro.or.jp
※ご記入いただいた個人情報は、当ミーティングの運営に必要な事務業務や、今後当財団が主催または共催する事業(セミナー等)をご案内するためにご利用させていただきますが、それ以外の目的で利用することはありません。