【開催終了】「エネルギービジネスの新戦略」研修(地域活性化雇用創造プロジェクト:環境・エネルギー分野)(2023.8.22 Web開催)
日本市場は多くの分野では、今後大きな拡大は期待できず、インフラ設備、機器などの代替需要も同様に大きな拡大は期待できません。このため、市場を世界に求め、輸出市場拡大が見込める設備、材料、サービスを手掛ける必要があります。
加えて、大事なことは、付加価値額が高い産業に取り組むことが重要となってきます。付加価値額、給与が高い産業に取り組まなければ、日本の地盤沈下は止まりません。この視点からエネルギービジネスの新戦略を解説します。
◆日時:2023年8月22日(火) 14:00 ~ 16:00
◆開催形式:Zoomによるオンラインセミナー
【ウェビナー参加に必要な機材】
・パソコン、または、スマホ・タブレット
・カメラ・マイクは必要ありません。
*参加費:無料
*主催:(公財)新産業創造研究機構(NIRO)
◆テーマ: 「エネルギービジネスの新戦略」
◆講師:NPO法人国際環境経済研究所所長
常葉大学名誉教授 山本 隆三 氏
1.水素関連機器
欧州では水素列車が既に実用化されており、電化区間と非電化区間の乗り入れが可能になる電気と水素のハイブリッド車両もあります。英国では、水素飛行機が試験飛行に成功しているほか、外航船も同様に、水素あるいはバイオ燃料を使用するようになると思われます。クルマを含めモビリテイにおける水素利用動向とビジネスチャンスについて解説します。
2.原子力関連機器
米国政府が小型モジュール炉(SMR)の輸出を米韓で取り組むと明らかにしています。日本企業も韓国企業と並びSMRで先頭を走る米ニュースケールに投資をしており、まだ、巻き返しは間に合います。SMRなどの製造を日本企業が手掛けることが可能であれば、大きな付加価値を生む産業が作られることを解説します。
3.蓄電池
再生可能エネルギー導入に際し必要になるのは、電力系統の中に設置する蓄電池です。いま、この電池の供給の主体になっている中国から欧米は離脱を進めようとしています。これからの産業の大きな柱となる蓄電池産業の課題について解説します。
※注意事項:
「次世代成長産業分野進出支援事業(環境・エネルギー分野)」は兵庫県の委託を受けて実施しています。
本セミナーの受講には受講者在籍企業が「兵庫県地域活性化雇用創造プロジェクト」に参加申し込みいただくことが条件となります。
自社が申し込みを済ませているかどうかは、兵庫県のホームページにてご確認ください。
このプロジェクトは雇用創造が最終目的です。雇用を義務付けるものではありませんが、正規従業員の新規雇用者(新卒採用、中途採用、派遣従業員等の正社員化)に関して、調査にご協力いただくになりますので、ご留意ください。調査のためにいただいた情報は兵庫県と厚生労働省への報告のためにのみ使用します。
(公財)新産業創造研究機構 環境・エネルギー部 担当:上原(うえはら)、坂川(さかがわ)
TEL: 078-306-6804 Email:uehara_k@niro.or.jp