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お知らせ

【募集期間終了】第2回 研修受講者募集(令和5年度 地域活性化雇用創造プロジェクト:航空・宇宙分野)(2023年度 7, 8, 9月開催 集合研修)

● 今回募集する研修(7, 8, 9月開催 集合研修 5件)

募集期間:5/29(月) ~ 6/26(月)

  • 本研修の受講料は無料です。
  • 講師はNIROの選定した事業者に依頼します。

1.ポカミス撲滅の仕組みと仕掛け ~「ポカヨケ」の実践~

◆日時:2023年7月26日(水)10:00~17:00 ◆場所:神戸商工会議所会館 第1会議室
◆定員:20名
◆講師:有限会社大西マネジメント・ソリューション

◆概要:
「不良」の発生は多大なムダ・ロスを引き起こします。一口に不良と言っても、加工ミスや異品混入など色々なケースがありますが、共通して言えるのは「人」が関与していることです。それもついウッカリとか、ちょっとした間違いのポカミスです。特に最近は、作業に不慣れなパートや社内外の応援者などが増えたり、製品の多品種化が多工程持ちや品種切り替えを多くし、ポカミスが起こり易い状況にあります。この状況でポカミスを防ぐには、誰が作業しても①間違いを起こさない仕組み②間違いに気づかせる仕組みで「ポカミス撲滅のための体質改善と仕組みづくり」を実践する必要があります。本研修ではこのポカミスを防ぐ「ポカヨケ」に焦点をおいた品質対策(不良対策)の効果的な進め方を、演習を交えて分かり易く紹介します。

◆内容:
・品質は工程で作り込め
・現場管理の泣き所
 ①ミスを犯す9のパターン
 ②人はポカミスを起こしてしまうもの
 ③ミスを未然に防ぐような気付かせるやり方を考えよう
・「ポカヨケ」は不良ゼロの切り札
 現場の知恵とアイデアによるポカヨケシステムの構築
・「ポカヨケ」の仕組みと具体例
 ①ブロック式ポカヨケ
 ②センサー式ポカヨケ
 ③キット式ポカヨケ
 ④カウンター式ポカヨケ
 ⑤プロセス式ポカヨケ
・ポカヨケの事例演習 
 チームで品質不良の事例の原因究明と「ポカヨケ」の再発防止策を検討

◆対象 ・製造部門の中堅~若手社員
・製造現場のリーダークラス
・製造部門管理者

2.AS13100規格解説セミナー

◆日時:2023年8月3日(木) 10:00~17:00
◆場所:神戸商工会議所会館 第1会議室
◆定員:20名
◆講師:株式会社クオリテム

概要:
民間航空機のエンジンは、飛行安全上航空機を構成する最も重要なパーツであり、このために特に厳格な管理が必要とされている。これまでは、各エンジンメーカーがそれぞれに品質管理基準を設けて運用されてきたが、2023年より、各メーカーの統一要求事項としてAS13100が制定され、運用が開始された。航空宇宙業界においては、品質マネジメントシステムとして9100規格が広く認知され、活用されているが、AS13100は9100規格だけでなく、9145規格(先行製品品質計画[APQP]及び生産部品承認プロセス[PPAP])の要求事項に固有の要求事項が加えられているものとなっている。本セミナーでは、エンジン部品を製造・納入または納入を計画している企業を対象に、AS13100規格のうち、特に9100規格に追加となる要求事項について、その内容を解説する。また、9145規格をはじめとして、AS13100の中で参照され、AS13100と同時に理解すべき規格を概説し、今後必要となる対応についても解説を行う。

◆内容:
1. AS13100 チャプターA (9100規格対応部分) の説明
2. AS13100 チャプターB(9145規格対応部分)の概説
 ・SJAC9145およびRM13145(先行製品品質計画[APQP]及び生産部品承認プロセス[PPAP])
3. 関連規格(AS13100に引用されている規格)の概説
 ・RM13003(測定システム解析[MSA])
 ・RM13010(ヒューマンファクター)
4. RM13009(AS13100コンプライアンスマトリックス)の適用および進め方について

◆対象:
・以下の①②のいずれかを満たす企業の社員
 ①9100規格(AS/EN/JISQ9100)を既に取得し運用しているか、もしくは将来取得する予定のある企業
 ②航空機エンジン部品を受注している企業、もしくは将来受注を目指す企業
・ISO9001の内容を理解している方
(AS/EN/JISQ9100の内容を理解していればさらに望ましい)

3.リスクマネジメントとFMEA

◆日時:2023年8月22日(火) 10:00~16:30
◆場所:神戸商工会議所会館 第1会議室
◆定員:20名
◆講師:株式会社ベックスコーポレーション

◆概要:
航空宇宙業界は、高度な技術と安全性が求められるハイリスクな業界です。そのため、製品の設計段階から製造、運用までの各工程でリスクを特定し、評価し、厳しく管理する必要があります。このリスク管理(リスクマネジメント)の一部として活用されるのがFMEA(Failure Mode and Effects Analysis)であり、非常に重要な役割を果たします。本研修では、FMEAの基礎知識と作成のコツをお伝えします。FMEAは難しいというイメージを持たれる方が多いですが、有効活用できるツールになるように、演習を通して理解を深めていただきます。

◆内容:
・FMEAの概要説明
 FMEAとは何か?/FMEAの種類
・FMEA作成のメリット
・工程FMEAの実施ステップ
 研修では主に工程FMEAについてご説明いたします
・ケーススタディを用いた演習
 個人ワーク/グループワーク

対象:
・FMEAについて初めて勉強する方
・FMEAの作成をする予定の方
・リスクマネジメントの手法を学びたい方
・既にFMEAを作成しているが有効活用できていない方
・顧客要求によりFMEAの作成が求められている方

4.JISQ9100内部監査スキルアップ研修 ~課題発見型内部監査の勧め~

◆日時:2023年8月29日(火) 10:00~16:00
◆場所:神戸商工会議所会館 第1会議室
◆定員:20名
◆講師:株式会社テクノソフト

◆概要:
JIS Q 9100は、ISO9001規格に、航空・宇宙・防衛固有の要求事項が追加された、世界標準の航空宇宙産業における品質マネジメント規格です。顧客の要求する品質の製品を継続して供給するには、内部監査員による的確な内部監査が重要です。本研修では、JISQ9100内部監査員を対象に、自ら問題意識を持って内部監査を行い、課題を見つけ、その解決策策定まで繋げることで、組織のレベルアップを図ることが出来るよう、内部監査員としての力量の向上を目指します。 このためのチェックリストの作成演習も行います。講師はコンサルタント歴20年以上のベテランコンサルタントが務め、わかりやすく解説します。また、演習を通じて、ワンランク上の内部監査の技能を習得して頂きます。

◆内容:
1.課題発見のための内部監査
 ①トップマネジメントの方針に沿った内部監査
  監査基準に「品質目標」,「マネジメントレビュー」での指示事項を含める
 ②内部監査の強化
  適合性評価に顧客要求事項、有効性評価にプロセスのパフォーマンス指標を含める
 ①,②のための監査チェックリスト作成演習を行います
  演習では、グループ討議等を取り入れます
2.「強固なQMS構築のためのJISQ9100補足事項(SJAC9068B:2021)の紹介
 コンプライアンス教育,(品質)不祥事・不正行為の防止,生データの管理、等を補足し推奨します。

◆対象:
・JISQ9100:2016内部監査員の方

5.なぜなぜ分析研修 ~特性要因図を用いた要因分析~

◆日時:2023年9月20日(火) 10:00~17:30
◆場所:神戸商工会議所会館 第1会議室
◆定員:20名
◆講師:コベルコビジネスパートナーズ株式会社

◆概要:
日々の業務や改善活動において、トラブル等の困りごとに対する原因を追究し、再発しないための歯止めを実施することが大切になります。この原因(真因)を追究するため、論理的に考える手法として「なぜなぜ分析」があります。 この手法を習得することで、原因を漏れなく抽出し、効果的な再発防止が図れるようになります。本研修では講義にて先ずは原理原則の考え方を学習し、個人・グループ演習にて真因追及を実践的に習得していただきます。

◆内容:
1.なぜなぜ分析(講義)
 ・個人演習①
 ・個人演習②
 ・個人演習③
 ・グループ演習①
 ・個人演習④
2.特性要因図(講義)
3.現場事例①
 災害事例に対する要因分析(その1)
 ・個人演習 ・グループ演習 ・全体発表
4. 現場事例②
 災害事例に対する要因分析(その2)
 ・個人演習 ・グループ演習 ・全体発表

◆対象:
 ・QCサークルリーダー・メンバー
 ・QCサークル支援者
 ・職種・役職問わず、顕在している問題を効果的に解決したい方

◉集合研修について、
・1社あたりの受講者は最大3名までとします。
・申込人数が予定超過の場合は、1社あたりの人数を削減するか、先着順とする場合もあることをご了解願います。
・申込み人数が5名に満たない場合は開催できない場合もあることをご了解願います。

◉受講者条件
・兵庫県内に事業所のある企業の従業員に限ります。
・研修終了後、レポートを提出いただきます。
・雇用創出の目的のプロジェクトですので、新規雇用に関する調査に回答いただきます。
・兵庫県の「兵庫県地域活性化雇用創造プロジェクト」へのお申込みが必要です。

◉お問合せ(事務局)
研究開発部門 航空・宇宙部
担当:北川(きたがわ)、朝日(あさひ)TEL:078‐306‐6806 Email:kitagawa@niro.or.jp

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