【募集期間終了】第4回 研修受講者募集案内(令和4年度 地域活性化雇用創造プロジェクト:航空・宇宙分野)(募集期間:2022.11.28~12.16)
(1)事業目的
本プロジェクトでは、兵庫県下に事業所を有し、航空・宇宙産業の分野への新規参入や多角化を目指している企業に対して必要な研修による支援を実施し、もって雇用創出を図ろうとしています。
・講師はNIROの選定した事業者に依頼します。
(2)今回募集する研修
(A)単独研修
・働き方改革と生産性の向上
◆日時:2023年1月20日(金) 13:30~16:50
◆場所:神戸商工会議所 第1会議室
◆定員:15名
◇講師:はみんぐふる社会保険労務士法人 みやこ事務所
◇概要:
働き方改革の推進、祝日法の改正による休日の増加やブラック企業問題など、企業にとってはどんどん厳しい環境に
なってきています。2023年4月からの時間外労働60時間超え割増率50%の中小零細企業への適用、そして採用活動
も今や超長期戦となり採用困難な時代でもあります。
限りある「人と時間」、その中で最大限の成果をあげるために、経営上避けて通れないのが“生産性の向上”です。こ
の問題は、単に労働基準法の問題にとどまらず、お客様の望むサービスをより効率的に安全に生産するために、製造
業においては物的面と管理面の2つの側面が生産性を左右します。
働き方改革は、“企業側の生産性改革”であり、「生産性」という切り口で企業の淘汰を迫っているとも言えます。こ
の問題に私たち企業は真正面から取り組む必要があります。
研修では、意識と視点を少し変えて、現在の自分、会社の業務を利益に直接つながる作業と間接的につながる作業と
に見直し、当たり前の仕事や普段の作業において本来作業を生み出す活動に目を向けてもらいます。労働強化による
生産性向上ではなく、実労働時間の短縮にもつながり、人件費効率の改善にもなりうる取り組み実践の土台となりま
す。
◇内容
●働き方改革とは?(基本仕組み、確認しておくこと、求められる具体策)
●労働基準法改正内容と今後の動向、起きていること
●その他の法改正
●生産性の向上(労働時間の短縮、主作業比率、多様な働き方)
●グループワーク
(参加型のワークショップで、主作業業務を分類し生産性向上の考え方を理解する)
●質疑応答
※対象:
●製造業で働かれる方々(新入社員、現場リーダー、職長、管理者、経営者層)
(1社から数名参加いただきますと、共通の認識を持つことができ、組織としては強くなりますので複数名の参加を
推奨いたします。)
●ワークライフバランス及び働き方改革関連法の正しい理解を得ることや、会社に忍び寄るリスクを知り、生産性の
向上について意識を高めたい事業所様のご参加をお待ちしております。自社作業内容から稼働率・主作業比率、
工程について考える機会にもなります。
◆日時:2023年1月31日(火) 9:00~16:30
◆開催形式:オンライン(外国人講師による研修ですが、同時通訳があります)
◆定員20名
◇講師:PRI(Performance Review Institute)日本事務所
◇概要:本セミナーは、Nadcap審査を受審するにあたり、Nadcapプログラムにおける重要ポイントを、審査前・審査
中・審査後の時系列順にレビューします。
Nadcap認証取得/維持には、実際の技術審査への対応はもちろんのこと、プログラム全体につき正しい理解を
持つことが必要となります。本セミナーでは、Nadcapに係わる担当者が必ず理解しておくべき重要ポイント
を取り上げ、今後のNadcap審査対応が確実かつスムーズなものになることを目指します。
◇内容:
●PRI(Performance Review Institute)およびNadcapに関する紹介
●審査前
●Nadcap審査
●審査後
●よくある問題
●ウェブツールとその他情報
※対象:
●Nadcap審査担当者
(新たにご担当になられた方のみでなく、Nadcap審査準備に必要な知識を改めて正しく理解したい方)
●Nadcap認証取得をご検討されている企業ご担当者様
◆日時:2023年2月16(木) 9:15~17:30
◆場所:神戸商工会議所会館 第3会議室
◆定員:15名
◇講師:コベルコビジネスパートナーズ(株)
◇概要:現場の第1線で活躍する若手社員の皆様にとって、技術・技能の習得・向上のため日々の仕事に取り組むことと
同様に、
・組織の一員(組織人)として、その目標を達成するためにどのように行動するか
・発生する問題に対して、いかに原因を追究し取り組むか
・一番重要である安全に対して日々意識を向けていくこと、どう危険を感じ、改善するかを自分なりに
しっかりと考え、実践することが更なる成長への第1歩になると考えます。
当研修では、座学と事例演習を通じて、以下のことを学びます。
・組織とは何か?その一員として求められる役割の中でいかに行動するべきか
・なぜなぜ分析を通じての原因の掘り下げ方と思考法
・安全衛生に関する基本的な考え方と危険予知訓練
◇内容:
●若手社員の立場と役割
1)組織の目標 2)主体的な行動 3)立場と役割 4)報連相の意義と重要性
●なぜなぜ分析
1)日頃のコミュニケーションに取り入れるべき「なぜなぜ」とは
2)原因追及することで真の対策につなげる
3)なぜなぜ分析の盲点を知る
4)なぜなぜ分析の応用 災害事例をなぜなぜにより原因を掘り下げる【事例演習】
●安全衛生管理教育
1)安全衛生管理の基本的な考え方
2)安全配慮と責務
3)リスクアセスメント
4)ヒューマンエラー
5)KYT危険予知訓練法【事例演習】
※対象:主として製造業に従事する新入・若手・中堅社員の方
・集合研修について
・1社あたりの受講者は最大3名までとします。
・申込人数が予定超過の場合は、1社あたりの人数を削減するか、先着順とする場合もあることをご了解願います。
・申込み人数が5名に満たない場合は開催できない場合もあることをご了解願います。
(3)第4回 募集期間
2022年11月28日(月) ~ 12月16日(金) 17時
(4)受講者条件
・兵庫県内に事業所のある企業の従業員に限ります。
・研修終了後、レポートを提出いただきます。
・雇用創出の目的のプロジェクトですので、新規雇用に関する調査に回答いただきます。
・兵庫県の「兵庫県地域活性化雇用創造プロジェクト」への入会(会費無料)が必要です。
(5)お問合せ先
事務局:公益財団法人 新産業創造研究機構 研究開発部門 航空・宇宙部
担当:永田(ながた)、朝日(あさひ)TEL: 078-306-6806 Email:nagata@niro.or.jp