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お知らせ

【募集期間終了】第3回 研修受講者募集案内(令和4年度 地域活性化雇用創造プロジェクト:航空・宇宙分野)(募集期間:9/26~10/14)

(1)事業目的


本プロジェクトでは、兵庫県下に事業所を有し、航空・宇宙産業の分野への新規参入や多角化を目指している企業に対して必要な研修による支援を実施し、もって雇用創出を図ろうとしています。

 ・本研修の受講料は無料です。
 ・講師はNIROの選定した事業者に依頼します。

(2)今回募集する研修


(A)単独研修

 今年度の単独研修の募集は締め切らせていただきました。
(B)集合研修の2022年11月~12月実施分(5件)

 ・失敗学概論+ワークショップ(失敗原因究明ツール活用)研修

  ◆日時:2022年11月4日(金) 10:00~17:00
  ◆場所:神戸商工会議所 第1会議室
  ◆定員:15名
      

  ◇講師:特定非営利活動法人 失敗学会
  ◇概要:
   <座学:失敗学概論>
    失敗学は誕生から20年を超え、2019年にNHK総合テレビで松雪泰子さん主演によりドラマ化されるなど、
    一般的な言葉として認識されるようになりました。
    研修では、失敗学とはどういうものか、失敗の原因に気づく方法や失敗を繰り返さないためのキーワードを
    ご説明しながら<気づいたフリ>からの脱却をお薦めするものです。また、失敗原因を短期間で究明できる
    ツール(失敗原因究明ツール)を使って実際の製造業などで発生した失敗を使った実例についてもご紹介します。
   <ワークショップ:失敗原因究明ツール活用>
    実際に起こった事故(2007年エキスポランドのジェットコースター事故)を題材に、失敗学会で開発した
    短期間で失敗原因が究明できるツール(IT版 失敗原因マンダラ図)を使用して、<隠れた失敗原因>をチ
    ーム毎に分かれて考察し、自分の知識・経験にない原因を体感頂くものです。

  ◇内容
   ①座学:失敗学概論
   ・失敗から学ぶ
   ・失敗学のはじまり、失敗学会のご紹介
   ・失敗の原因に気づく方法
   ・失敗学の実践(IT版 失敗原因マンダラ図のご紹介)
   ② ワークショップ:失敗原因究明ツール(IT版 失敗原因マンダラ図)活用
    ステップ1:関係者各自がマンダラ図から失敗原因を抽出
    ステップ2:関係者各自が抽出した失敗原因を集約
    ステップ3:失敗原因を選定
    ステップ4:真の失敗原因の特定
    ステップ5:再発防止策の検討
   ③ 各チーム発表・講評

  ※対象:
   ・新入社員
   ・入社3年目以上のリーダー職

  
 ・航空宇宙産業における非破壊検査導入に向けた取り組み
  ◆日時:2022年11月11日(金) 10:00~17:00
  ◆場所:神戸商工会議所会館 第3会議室
  ◆定員20名
   

  ◇講師:AeroEdge株式会社
  ◇概要:本セミナーでは、非破壊検査を導入するメリットと導入のコツをお伝えします。まず、非破壊検査を導入する
      ための手法や導入することで得られるメリットについて解説します。導入実践編として、導入における課題と
      なる「検査員認定」にフォーカスし、課題を解決する方法について解説します。基礎技術としては、浸透探傷
      検査の一般知識を説明したうえで、浸透探傷検査の一般知識を説明したうえで、浸透探傷検査を実施する目的
      について理解を深めていただきます。

  ◇内容:
    ・非破壊検査を導入することで得られるメリットと導入のコツ
    ・航空宇宙の非破壊検査員認定のアプローチと取得方法
     ・NAS410要求事項からみる必須条件
     ・検査員認定の取得の流れと課題
    ・浸透探傷検査の原理(航空宇宙産業で用いられる一般的な浸透探傷検査の技法)
     ・水溶性蛍光浸透探傷検査
     ・溶剤除去性浸透探傷検査
     ・後乳化性蛍光浸透探傷検査
    ・浸透探傷検査設備の導入事例
    ・エンジニアリングサービス事業の紹介
     ・OJT受け入れ/浸透探傷設備(手動・自動)導入サポート/検査員認定サポート

  ※対象:
   ・非破壊検査の導入を検討されている企業
   ・浸透探傷検査業務に従事されている方、従事される予定の方

  
 ・航空機部品の機械加工の基礎知識と低コスト化具体事例
  ◆日時:2022年11月15(火) 9:30~17:00
  ◆場所:神戸商工会議所会館 第3会議室
  ◆定員:20名
   

  ◇講師:ハヤセコンサル
  ◇概要:
   ・航空機の機械部品は複雑形状のため加工が難しそうで、航空機への参入は敷居が高い。
   ・航空機の仕事をしたいのだけれど、提出した見積もりは何倍も高いと言われて参入できない。
   ・航空機産業に参入したけれど、受注コストが厳しすぎて対応に苦慮している。
   こういった企業向けに航空機部品加工の基礎知識や低コスト加工技術の具体的な事例を紹介し、航空機産業への
   参入容易化や参入後のコスト対応の一助とします。

  ◇内容:
    1.航空機部品の機械加工の基礎知識
     航空機の製造分担、航空機の機械加工部品、航空機部品や生産の特徴、図面&作業指示書、材料、設備、治工
     具、プロセス、機械加工の工程設計、設計変更&工程変更などを説明します。
    2.低コスト化具体事例
     素材選択、ワイヤカット、工程・段取り、製品外加工、切削パス、切削条件、非切削加工(エアーカット)、
     手仕上げ、品質改善など具体的事例を紹介します。

  ※対象:
    ・対象企業
     航空機産業に参入したい企業や参入するもコスト対応で悩んでいる企業
    ・受講対象者
     経営者、工場長、生産技術者、製造技術者等

  
 ・現場の管理と改善研修 5Sコース
  ◆日時:2022年11月25日(金) 9:30~17:00
  ◆場所:神戸商工会議所会館 第3会議室
  ◆定員:20名
   

  ◇講師:一般財団法人 日本規格協会
  ◇概要:
   ■5S活動のハイレベル化
   ■経営に貢献する5Sを習得
    "5S活動"は経営の根幹を成すものであり、QCDにも大きな影響を与えます。特に、品質向上や納期短縮に欠かす
    ことができない技法です。例えば、初期清掃といっても、企業間でレベルが全く異なります。このため、初期清掃の
    レベルが高い企業はムダが排除され、経営に大いに貢献しています。

    この研修では、下記の項目に重点を置き講義します。
     ・現場の管理の重要性と改善の道標を知る。
     ・"5S"の基本と"5S活動"とは何かを述べる。
     ・"5S活動"によるKAIZENアプローチ法であるエルゴマアプローチ手法を紹介する。
     ・直ぐに自社展開できる基本的な"5S活動"の進め方を紹介する。
     ・自社の5Sレベルを上げることによって、経営に与える貢献度が評価できるような"5S"診断技法を紹介する。
     ・"5S活動"の失敗例や成功例を紹介する。

     本コースでは、"5S活動"が企業にどのような影響を及ぼすかを正しく理解をし、経営貢献可能な真の"5S活動"を
     実践して、5Sのハイレベル化を目指します。

  ◇内容:
   ・現場の管理と改善への道―今求められるものとはー
   ・製造業と5S活動
   ・KAIZEN活動と5S活動
   ・5Sの進め方
   ・5Sの診断
   ・5Sと格闘している現場の改善事例

  ※対象:
   ・製造部門をはじめ全部門の品質システムなどの管理責任者
   ・製造部門をはじめ全部門の品質管理ならびに標準化推進責任者
   ・製造部門をはじめ全部門のQCサークルリーダー
   ・製造部門をはじめ全部門の現場リーダー[組長・班長・主任]

  
 ・JISQ9100内部監査員養成研修(2日間コース)
  ◆日時:2022年12月15日(木)~16日(金) 10:00~17:00
  ◆場所:神戸商工会議所会館 第3会議室
  ◆定員:20名
   

  ◇講師:一般財団法人 日本品質保証機構 ISO関西支部
  ◇概要:
   JISQ9100要求事項の理解が深まり、内部監査員としての知識・技能が身につく!
   JISQ9100は、航空宇宙・防衛産業に特化した品質マネジメントシステムに関する国際規格です。米国AS9100や欧州
   EN9100と技術的に同等であり、世界の航空宇宙・防衛産業でグローバルな部品調達基準として採用されています。
   2日間にわたるコースでは、1日目にJISQ9100の規格要求事項の詳細について具体例を交えながらわかりやすく解説
   します。2日目には、品質マネジメントシステム内部監査員としての基本的技術と監査員として知っておくべき重要
   なポイントを紹介します。また、ケーススタディを通じて内部監査の技能を習得していただきます。

  ◇内容:
   【1日目】
    ・概論(JISQ9100規格とは)
    ・業界動向
    ・JISQ9100:2016要求事項の解説
    ・JISQ9100の運用について
   【2日目】
    ・内部監査の基礎知識
    ・内部監査のポイント
    ・監査プログラム・事前準備
    ・監査の報告
    ・ケーススタディ

  ※対象:
   ・JISQ9100に基づいた品質マネジメントシステムの内部監査員を目指す方
   ・JISQ9100:2016規格についての理解を深めたい方

   ※ベース規格ISO9001:2015について基本的な知識をお持ち頂いており、かつ、ISO9001に関する何らかの
   活動経験のある方を対象としております。

  

・集合研修について
 ・1社あたりの受講者は最大3名までとします。
 ・申込人数が予定超過の場合は、1社あたりの人数を削減するか、先着順とする場合もあることをご了解願います。
 ・申込み人数が5名に満たない場合は開催できない場合もあることをご了解願います。

(3)第3回 募集期間


 2022年9月26日(月) ~ 10月14日(金) 17時

(4)受講者条件


・兵庫県内に事業所のある企業の従業員に限ります。
・研修終了後、レポートを提出いただきます。
・雇用創出の目的のプロジェクトですので、新規雇用に関する調査に回答いただきます。
・兵庫県の「兵庫県地域活性化雇用創造プロジェクト」への入会(会費無料)が必要です。

(5)お問合せ先


事務局:公益財団法人 新産業創造研究機構 研究開発部門 航空・宇宙部
担当:永田(ながた)、朝日(あさひ)TEL: 078-306-6806 Email:nagata@niro.or.jp

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