【募集期間終了】第2回 研修受講者募集案内(令和4年度 地域活性化雇用創造プロジェクト:航空・宇宙分野)(募集期間:2022.8.8~8.26)
(1)事業目的
本プロジェクトでは、兵庫県下に事業所を有し、航空・宇宙産業の分野への新規参入や多角化を目指している企業に対して必要な研修による支援を実施し、もって雇用創出を図ろうとしています。
・講師はNIROの選定した事業者に依頼します。
(2)今回募集する研修(今後の研修につきまして、昨年同様数回に分けて参加者を募集します)
(A)単独研修 2回目
・JISQ9100認証に関するコンサルティング(認証取得・更新等)
・Nadcap認証に関するコンサルティング(認証取得・更新等)
・航空機部品非破壊検査(PT又はMT)の入門研修
・航空機部品非破壊検査(PT又はMT)の実技研修
・BCP(事業継続計画)に関するコンサルティング(策定・見直し等)
・安全衛生工場診断
・行為保証2.0による品質向上の取り組み指導
・機械加工技術に関する工程改善、工法改善の指導
・現場改善に関する指導
・生産管理(工程・作業改善)に関する指導
・CAD/CAM/VERICUT等に関する指導
(B)集合研修の2022年9月~10月実施分(4件)
・「行為保証2.0」による現場品質向上の取り組み
◆日時:2022年9月22日(木) 10:00~17:00
◆場所:神戸国際会館セミナーハウス 7F 702号室
◆定員:15名
◇講師:株式会社 遠藤メソッド
◇概要:ベテラン作業者の減少や非正社員の増加により、頻繁に同じような品質不良を発生させていませんでしょう
か?品質不良が発生した際、作業者に「ちゃんと」「しっかり」「丁寧に」といった指導だけでは品質は一向に良
くなりません。なぜなら、あなたの「ちゃんと」と、私の「ちゃんと」の基準が違うからです。作業の”ばらつ
き”を改善するための手段として、「行為保証」という新しい考え方とそれを基にした「行為保証2.0」という管理
手法を紹介します。生産現場で発生している潜在的な品質の問題構造を理解していただき、真因究明へのアプロー
チポイントをつかんでいただきます。
◇内容:「行為保証」の考え方から「行為保証2.0」手法まで、基礎的な内容を学んで頂きます。生産現場の問題、
行為保証と問題真因構造の理解、製造技術標準と品質パトロールなどの手法について、事例とまとめ など
※対象:
・経営者・部門長の役職
・製造部門・品質管理部門・品質保証部門の管理監督者
・品質に関する業務に従事している方 など
◆日時:2022年9月30日(金) 10:00~16:00
◆場所:神戸商工会議所会館 第3会議室
◆定員:20名
◇講師:株式会社エヌアイエスプラス
◇概要:社員の一人ひとりの能力や成果をいかに適正に評価するか。
「職業能力評価基準」は、厚生労働省が提唱している社員の能力評価基準で、社員の職務能力を評価し、引き上げ
ることで、会社もそして個人もより成長していけるようにすることを目的としています。
社員一人ひとりの「評価」や「人事制度」の必要性を本研修の受講を通じて、人材育成のあらゆる場面で活用がで
きる「職業能力評価基準」を一から学ぶことができる研修です。
◇内容:
・職業能力評価基準の概要及び、導入と活用
人事評価制度やキャリアパスの設計手順のポイント
・グループワーク
各グループ内で職業能力評価基準の活用について検討
キャリアマップの作成
職能要件書および評価シート等の作成
※対象:
・企業人材育成担当者(管理職、ライン管理職、リーダークラスの方)
◆日時:2022年10月7日(金) 9:30~17:00
◆場所:神戸国際会館セミナーハウス 8F 803号室
◆定員:15名
◇ビューローベリタスジャパン株式会社
◇概要:航空宇宙産業の国際標準であるJIS Q 9100規格の要求事項について、分かりやすく解説します。JIS Q
9100航空宇宙品質マネジメントシステムの構築・運用に取り組む品質管理責任者、事務局担当者に必須
の研修です。
◇内容:
ISO 9001に対して追加された航空宇宙固有の JIS Q 9100規格要求事項を解説します。
代表例:
1.製品品質と納期遵守
2.認識
3.運用リスクマネジメント
4.形態管理
5.製品安全
6.模倣品の防止
7.外部から提供されるプロセス,製品及びサービスの管理
8.特殊工程
9.製造工程の検証
10.不適合なアウトプットの管理
※対象:
JIS Q 9100:2016についての理解を深めたい方。
JIS Q 9100:2016について解説の必要な方。
◆日時:2022年10月12日(金) 10:00~17:00
◆場所:神戸国際会館セミナーハウス 8F 805号室
◆定員:20名
◇講師:有限会社大西マネジメント・ソリューション
◇概要:「生産管理(production management)は財・サービスの生産に関する管理活動」とJISで定義されていま
す。需要予測、生産計画、生産実施、生産統制をおこなう手続き及びその活動です。狭義には、生産工程におけ
る生産統制を意味し、工程管理とも言います。
今回はこの工程管理の「生産計画」と「生産統制」に絞って基礎的知識を学びます。
◇内容:
・生産管理と工程管理とは
・生産計画での工数計画、負荷計画、日程計画の考え方
・生産計画の大日程計画、中日程計画、小日程計画の作り方
・設備配置の考え方
・個別生産と連続生産の生産統制の具体的な方法
・進度管理、余力管理、現品管理など
※対象:
・工場の生産管理スタッフ
・製造部門の中堅~若手社員
・製造現場のリーダークラス
・管理者(生産管理部門、製造部門、生産技術部門、資材部門など)
・集合研修について
・1社あたりの受講者は最大3名までとします。
・申込人数が予定超過の場合は、1社あたりの人数を削減するか、先着順とする場合もあることをご了解願います。
・申込み人数が5名に満たない場合は開催できない場合もあることをご了解願います。
(3)第2回 募集期間(単独研修、集合研修共通)(年数回程度 順次募集の予定)
2022年8月8日(月) ~ 8月26日(金) 17時
(4)受講者条件(単独研修、集合研修共通)
・兵庫県内に事業所のある企業の従業員に限ります。
・研修終了後、レポートを提出いただきます。
・雇用創出の目的のプロジェクトですので、新規雇用に関する調査に回答いただきます。
・兵庫県の「兵庫県地域活性化雇用創造プロジェクト」への入会(会費無料)が必要です。
(5)お問合せ先
事務局:公益財団法人 新産業創造研究機構 航空・宇宙部
担当:永田(ながた)、朝日(あさひ)TEL: 078-306-6806 Email:nagata@niro.or.jp