【開催終了】「摩擦撹拌接合・加工」関連の最新技術～英国TWIセミナー（2022.4.5 Web開催）
世界トップレベルの生産技術を有する英国TWIによるセミナーをオンラインで開催いたします。
摩擦攪拌接合は様々な素材を接合する技術として確立されていますが、産業界の課題に応えるべく、絶えず開発・改良されています。今回のセミナーでは、TWIにおける最新の開発成果の中から、摩擦攪拌ギャップブリッジング、スチール摩擦攪拌接合、Coreflowについての概要を紹介します。
摩擦攪拌ギャップブリッジング：この新しい技術により、従来の摩擦攪拌接合やAdStirでは接合できなかった部品間の隙間部分の接合が可能となりました。その結果、摩擦攪拌接合技術でも、鉄道車両の最終組立のように、大型部品を接合したり、組み立て部品を溶接したりすることが可能になります。
スチール摩擦攪拌接合：摩擦攪拌接合技術の最新の開発状況や、実用化に向けた、様々な板厚における溶接特性や溶接環境について説明します。
Coreflow：摩擦撹拌接合(FSW)と摩擦撹拌チャネリング（FSC)により、1つの製造工程で表面下に形作ったチャネルのネットワークを、2次元または3次元のモノリシック集積回路に統合することができる固相接合技術です。これらのチャネルは、熱交換器やその他のアプリケーションに使用できます。
◆日時：2022年4月5日(火) 16:00 - 17:00 （日本時間）（予定）
◆開催形式：Zoomによるオンラインセミナー ＜通訳あり＞
【ウェビナー参加に必要な機材】
・パソコン、または、スマホ・タブレット
・カメラ・マイクは必要ありません。
◆テーマ：「摩擦撹拌接合・加工」関連の最新技術
◆講師：Jonathan Martin,Section Manager, Friction & Forge Processes
冶金学者、TWIフェロー。2005年にTWIに参加し、20年以上、摩擦攪拌接合（FSW）の研究活動に従事。永年に亘り、FSW規格ワーキンググループへの参加、FSWトレーニングコースの開発、世界中にエンジニアリングソリューションを提供するなど、FSWのあらゆる側面において経験を積む。 2008年以来、摩擦攪拌接合の国際シンポジウムを運営し、40件を超える科学研究報告・論文を発表。
◆主催： TWI Ltd
◆協力開催：（公財）新産業創造研究機構（NIRO）、（一社）日本非破壊検査協会
英国ケンブリッジに本部を置くTWI（接合・溶接研究所）は、接合、材料、NDT、構造物健全性評価等の研究を専門とし、
受託研究開発・コンサルティングのビジネスを70年以上に
わたり発展させてきました。
研究スタッフには世界有数のエンジニア、材料研究者、科学者、化学者、物理学者を擁し、定評ある世界的権威としてのTWIの地位を支えています。
