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神戸ロボットテクノロジー研究会

研究会

神戸ロボットテクノロジー研究会

神戸RT研究会写真
神戸RT研究会写真

神戸RT構想推進の中核機関として、2002年よりNIROは活動しており、産官学⺠の連携により医療、福祉・介護、防災、農業分野を中⼼としたロボットの研究開発拠点としてロボット開発による産業クラスターの形成と市内中⼩企業のものづくり技術の⾼度化をはかり、神戸経済の活性化のほか、ロボットを活⽤した豊かな安⼼・安全な市⺠⽣活の実現を目指しています。

上記関連の研究を実施するに当たって、2002年7月より産学官⺠から構成される神戸ロボットテクノロジー研究会を発⾜させ、研究開発テーマを抽出し、本格的な研究を開始しております。

また、会員宛の無料メールマガジンを⽉2回発⾏し、様々な情報を提供しています。


神戸ロボットテクノロジー研究会の概要
○設立年月
 2002年7月12日
○参加企業・団体
 135社(2017年3月現在)
 当研究事業に高い関心を持つ大学、民間企業、研究機関、公的団体など
○研究会の主な活動事項
 ロボット関連のセミナー・勉強会の開催 医療・福祉・介護ロボット、農業ロボット、防災ロボット等の調査、
 事業化の可能性検討 研究開発プロジェクト申請および研究の立ち上げ
○運営要領
 1.組織
   事務局は、(公財)新産業創造研究機構 ロボット・AI部に置く。
   研究会運営上必要に応じて分科会を設置することができる。その他、必要な事項は事務局で決定する。
 2.会費は無料

ロボット関連の研究開発テーマの紹介

  • 小型ロボットによる畦畔除草等自動化技術の開発 (平成22年度~26年度)
    農水省農林水産技術会議 農作業の軽労化に向けた農業自動化・アシストシステムの開発事業
    概要
    人力によらず、自動又は半自動で畦畔除草を行う小型除草ロボットを開発する。このロボットにより、中山間地での棚田や棚畑の急傾斜地の法面での作業負担を大幅に軽減する。作業時には、人や障害物の検出機能を備え、安全対策を十分に行い、さらに農地等で実証を行い、経済性についても評価する。
    参画機関
    島根大学、農研機構(近畿中国四国農研センター・九州沖縄農研センター)、京都大学、島根県中山間地域研究センター、明興産業㈱、(株)システムワット、NIRO
  • リハビリ支援ロボット及び実用化技術の開発(平成17年度~19年度)
     1. 脳卒中片麻痺患者に健側の動作方向を教示する上肢練習支援ロボットの開発
     2. MR流体ブレーキを応用した下肢支援ロボットの開発
    NEDO 人間支援型ロボット実用化基盤技術開発
    概要
    脳卒中患者の機能回復訓練に患者自身が簡単に使用できる練習器具が不可欠である。本研究開発では
       1.片麻痺患者の麻痺側上肢の運動を、健側上肢の運動に同期させて、反復練習を可能とする
        上肢練習支援ロボットを開発しADLの向上を促す。
       2.下半身の運動機能を完全に喪失し感覚神経も麻痺している対麻痺者が自分一人で容易に装着でき
        座位と立位の移行を行える実用的な下肢支援ロボットを開発し、障害者自身の身体の代謝機能の向上を促す。
    参画機関
    神戸学院大学、兵庫県立総合リハビリテーションセンター、大阪大学、大阪電気通信大学、奈良先端科学技術大学院大学、アクティブリンク(株)、橋本義肢製作(株)、ビー・エル・オートテック(株)、NIRO
  • 高度通信サービス技術とリアルタイム映像解析技術を用いた産業用ロボット向け機能安全システム機構の開発
    (平成19年度~21年度)

    近畿経済産業局 戦略的基盤技術高度化支援事業
    概要
    産業用ロボットの安全は、従来人間の動作領域と機械的に分けることで保証されていたが、今後は共存環境での安全システムが求められる。①進入・存在検知能力高度化を目的としたリアルタイム映像センシング技術の開発、②進入・存在検知能力高度化を目的としたロボット間高度通信サービス昨日の開発を行い、高度化されたロボット生産システムニーズに対応した技術を獲得する。
    参画機関
    (株)シンクチューブ、(株)日本ジー・アイ・ティー、神戸大学、NIRO
  • UHF帯RFID用広帯域電波吸収体の開発 (平成21年度~22年度)
    兵庫県 兵庫県COE
    概要
    RFIDは、従来のバーコードに代わり、流通システム、物品管理、センサネットワークなどの分野を通じて我々の生活を豊かにするものとして期待されている。しかしながら、隣接するRFIDリーダー装置間での干渉や、狭い室内での利用による遅延反射波による誤作動が、その運用上での問題となっている。本研究は、このRFIDで課題とされる不要電波を熱エネルギーに変換、吸収するタイプの電波吸収体で950MHz~2.45GHzのUHF帯域をカバーする広帯域電波吸収材料を開発するものである。
    参画機関
    明興産業株式会社、大阪大学、NIRO(代表機関)
  • 小型ロボットに有効な自動減速型電動アクチュエータの調査研究 (平成20年度~22年度)
    NEDO SBIR技術革新事業
    概要
    小型ロボットシステムの駆動部品として用いる電動シリンダーに、「負荷を検知して自動減速・増力するネジ駆動機構」を組み込み、レスキューロボットを中心とした小型ロボットシステムでの使用に適し、RTミドルウェアプラットフォーム概念を取り入れた自動減速直動型電動シリンダーの具体的仕様を決定し、特性目標・耐久性目標値を設定して、60W.120W.240Wクラス出力のモータ・制御回路、駆動機構とプロトタイプ機の開発、試作と特性試験を行い、温度特性をはじめとした要求仕様および設定した特性目標・耐久試験目標値によって試作電動シリンダの評価を行う。さらに、制御性の向上を目指して多自由度協調制御試験装置を作成して実験・評価を行うことを目的とする。
    参画機関
    サイエンティフィックテクノロジーズ有限会社(代表機関)、
    特定非営利活動法人国際レスキューシステム研究機構、NIRO
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