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ゲノムで知る日本人の成り立ち

講師
独立行政法人 国立科学博物館 館長篠田 謙一(しのだ けんいち)

◆ 日時:2025年11月13日(木) 15~16時 
◆ 開催形式:Zoomウェビナー 
◆ 参加費:無料

日本列島に人類が到達したのは4万年ほど前の旧石器時代であると考えられている。これまでは骨の形態から、日本人の成立史が研究されてきたが、この方法では混血の程度までを明らかにすることは難しく、限界があった。しかし近年、古代人のゲノム解析が可能になったことで、日本人の成立の精緻なシナリオが描けるようになっている。本講演では、この古代ゲノム研究が明らかにしつつある日本人の成立の過程について紹介する。

講師紹介:
独立行政法人 国立科学博物館 館長
篠田 謙一(しのだ けんいち)

[略歴]
1955年生まれ.京都大学理学部卒。博士(医学)。産業医科大学、佐賀医科大学を経て、2003年より国立科学博物館勤務。2021年より同館館長。著書に『人類の起源』(中公新書)『新版日本人になった祖先たち』(NHK出版)などがある。

開催実績(所属・役職は講演当時のもの)

「朝食会」開催記録
(NIROリモート勉強会に先立ち開催)