中国は、新興産業と未来産業の積極的な育成やデジタル経済の革新的発展を促進する産業政策を打ち出している。具体的には、新たな成長産業として人型ロボット産業、低空経済などを挙げ、「人工知能+(AIプラス)」行動を展開し、企業のイノベーション促進、雇用創出、国際競争での活躍を後押しする方針を示した。中国のAI産業を中心にイノベーション企業の最新動向などを解説します。
講師紹介:
野村総合研究所 未来創発センター
エキスパート
李 智慧(り ちえ)
[主な略歴]
中国出身。中国華東師範大学卒業、商社勤務の後、神戸大学大学院経済学研究科国際経済専攻博士前期課程修了。大手通信会社を経て2002年に野村総合研究所に入社、現在に至る。
[専門分野]
デジタルエコノミー、メガテックのビジネスモデルと戦略、AI、ブロックチェーンやフィンテックなどの先端企業の事例研究、日本と中国のデジタル産業の比較研究など
[主な著書]
『チャイナ・イノベーションは死なない』(日経BP、2024年)
『チャイナ・イノベーション2 中国のデジタル強国戦略』(日経BP、2021年)
『チャイナ・イノベーション データを制する者は世界を制する』(日経BP、2018年)
開催実績(所属・役職は講演当時のもの)