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【開催レポート】2019年度 第2回 ロボット導入事例紹介セミナー(2019.11.27開催)

これまで本セミナーでは、中小企業におけるロボット導入事例の紹介を中心におこなってきました。中小企業へのロボット導入の大きな課題は多品種少量生産への対応でした。しかし、大企業といえども、大量生産品ばかりを製造しているわけではなく、多品種少量生産品もあり、その生産自動化への対応を求められています。そこで、今回は日本を代表するロボットメーカでの多品種少量生産自動化の取組み事例を、紹介していただきました。

セミナー風景
講演1「川崎重工業における取組み」 NIRO技術アドバイザー 松尾 久氏(元・川崎重工業株式会社)
セミナー風景

講演者の松尾 久氏は株式会社神戸製鋼所、川崎重工業株式会社のロボット部門にて、塗装ロボットの開発に従事された後、川崎重工業株式会社にて、ロボットを自動化に適用するエンジニアリング部の部長として、各種の適用を経験されました。
講演では、川崎重工業で取組んだロボットの導入に対し、それぞれの概要と導入が成功したポイントを紹介されました。紹介された事例は機械へのロード/アンロード、組立、お有れタイジング、加工、検査と多岐に渡り、最後に将来ロボットの取組み例を紹介されました。


講演2「デンソーにおける取組み」 小南 哲也氏(元・株式会社デンソー、株式会社デンソーウェーブ)
セミナー風景

講演者の小南 哲也氏は株式会社デンソーの生産技術部などでロボットを用いた生産設備の工程設計ならびに産業用ロボットの開発に従事された後、2001年に株式会社デンソーウェーブに出向し、ロボットなどの技術開発部門の部長として各種の経験をされました。
講演は、株式会社デンソーで生産コスト低減要請に対応するためにロボットによる自動化を積極的に推進してきた中で、様々な工夫をしながら取り組まれた事例と今後の展望について紹介されました。
紹介された事例の内、生産量変動へ対応できる生産システムとして紹介されたデンソーウェーブにおける、スキャナーの製造はビデオがyoutubeに公開されています。
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