Loading...

【2/26開催】「中小製造業向け生産管理システム講習レポート」

 2019年2月26日、「中小製造業向け生産管理システム講習」を開催しました。
 神戸市とNIROでは、2018年度から「IoT・スマートものづくりスクール」と題して、ものづくりの高度化を目的に、毎回テーマを絞った講習やセミナーをシリーズで開催しており、今回はその第5回目になります。
 今回は製造業の根幹である「生産管理システム」をテーマにし、中小企業でも導入しやすい生産管理システムを取り扱う企業の担当者より「自社に適したシステムの選び方」「生産管理システムの導入を成功に導くための留意点」「各システムの特徴や導入事例」等を紹介いただきました。
 今回のセミナーには、ものづくり企業の方々だけでなく、これらの企業に対して生産管理システムの導入支援を行っている方など、44名にご参加いただきました。

1「生産管理システム選定のポイント」
 「利益の出せる生産管理へ ~経営改善につながるIT活用とは~」
  株式会社テクノア 大阪支店 支店長 吉本 恵太 氏
  株式会社テクノア TECHS事業部 営業部 関西営業課 課長 堀 直樹 氏

 まず、多くの生産管理システムの中から自社に最適な生産管理システムを選定する際には、選ぼうとするシステムの導入実績、カスタマイズ性、導入支援体制、経営基盤、コストなど、選び方のポイントについて説明がありました。
 次に、IT活用による経営改善の道筋についての説明があり「OA効果」「経営者向け見える化」「現場向け見える化」の事例を紹介していただきました。
IT経営改善で成功するためのポイントは・・
 ① 現場の協力とやる気
 ② データにより得られる効果の明確化 
 ③ 見える化の実践
であるとのことでした。
 最後に、テクノアの商品である生産管理システム「TECHS」の紹介がありました。導入実績は3,400社以上、2017年度の全国出荷本数実績ナンバーワン(生産管理パッケージ部門)を誇る生産管理システムだそうです。

  

  

2「町工場が紹介する、町工場のための生産管理とは? 」
  日本ツクリダス株式会社 代表取締役 角野 嘉一 氏

 金属加工業として自社の経営の必要性から開発された生産管システム「M:net(エムネット)」を紹介していただきました。このシステムは生産管理全般ではなく、納期管理に絞ったシステムであることの説明、並びに実際のソフトウェアのデモを行っていただきました。このシステムは、インターネット回線を利用したクラウド型であるため、iPadなどを使ってどこからでも利用できることも大きな特長とのことでした。
 最後に、ソフト導入を失敗しないためには「管理の容易さ」「コスト」だけでなく「利用者の意識」が重要であるとの説明がありました。

 

3「需要変動・短納期対応・在庫削減を実現する為のご提案」
 「生産管理システム導入成功のための留意点」
  株式会社ティーピクス 高野 雅人 氏

 出荷実績1,910社を数える攻撃型生産管理システム「TPiCS」をご紹介いただきました。 このシステムの中で行われるデータの連携についてのご説明の後、具体的な生産の事例をサンプルとして、在庫が少ない場合の需要変動・納期短縮への対応方法を、実際にシステムを操作しながら、ご説明していただきました。

 説明の中で、生産管理システムの導入を成功に導くためには「導入の目的・目標を社内で共有すること」「プロジェクトリーダーの資質を養うこと」「導入にはトップ自らが参画すること」「生産管理レベルが適正であること」が重要であると示されました。

 

○受講者によるアンケートでは・・・

 ・生産管理システムに特化した講習で良かった。
 ・性格の異なる生産管理システムをについて、まとめて話を聞けたのがよかった。
 ・システム導入する為に事前に検討すべき事項が分かり、今後取り組む際に有用となる情報を得ることができた。
 ・実際に操作して体験できれば、もっと興味を持てたり、内容を把握できたりしたと思う

  等、システム導入に関する前向きなお声や今後改善すべき点についてのご指摘をいただきました。


  
ページトップへ